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らすことに注力しているため、マイクロソフトは、OSが周辺機器を制御するためのソフトに重点を置いて、パートナー企業と一緒に開発した。 中川本部長は「メモリーが多いからといって、多くの機能を 『常駐』しておくと電力を使う」と説明する。例えば、ビデオを再生しながら、スピーカーをミュートにしている場合、音は鳴っていないのに電力だけを消費している
状態だ。スピーカーの電源をオフにすれば、電力消費を減らせる。 また、OSは起動中、一定時間ごとCPUに電力を供給しているため、 利用者が何か作業をさせようとして発する命令が供給タイミングとずれると、常に電気を送
り続けなければならなくなる。「セブン」では、タイミングを合わせることで、電気を送る回数を減らし、節電につなげた。 セキュリティー ビスタから搭載し、X
Pにはない機能がある。ウェブサイトなどに埋め込まれた不正プログラムが、勝手にソフトをインストールしようとした時にブロックする機能で、XP時代には
想定されていなかったネット上の危険に対応したものだという。コンピューターの根幹に関わる機能のため、根本的に対応するためには、カーネル(OSの中核部分)から改良する必要があった。 ビスタでは、画面が突然
暗くなり、「ソフトのインストールをしようとしています」と警
告を発するシステムだったが、セブンではその表示方法も改善。他のエラーと同じようなメ
ッセージを出すなど4段階に分け、利用者が選べるようにした。
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